県内作家32人の秀作並ぶ 山形美術館で日展山形会展が開幕

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 第18回日展山形会展(主催・山形新聞、山形放送、日展山形会)が18日、山形市の山形美術館で開幕した。国内最大の公募展「日展」の洋画、工芸美術、書の各部門に入選した県内在住作家32人の作品や近作約80点が並び、鑑賞者を引きつけている。27日まで。

 洋画は16点を紹介している。日展山形会の会長に就いた工藤道汪さん(山形市、日展会員)が、画面いっぱいに雄大な川の流れを表現した「最上川初雪の頃」などが飾られている。工芸美術は昨年度に入選した青木邦明さん(山形市、日展会友)の「微空音」など5点。書は筆致の力強さとまろやかさが際立つ植松弘祥さん(東根市、日展特別会員)の「富士山詩」、昨年度に初入選した奥山秀山さん(山形市)の「河野裕子のうた」など56点を展示している。

 開展式では寒河江浩二山形新聞社長(山形新聞グループ経営会議議長)が「多くの県民から、本県最高水準の美術作品に触れてもらいたい」とあいさつ。長谷川雅也日展山形会副会長は「作家は自分の発想で感動を伝えるのが仕事。皆さんの目に触れて作品は成長する」と話した。

 来賓の斎藤真幸県観光文化スポーツ部次長が吉村美栄子知事のメッセージを、斎藤順治山形市副市長が佐藤孝弘市長の祝辞を、それぞれ紹介した。

 斎藤次長、斎藤副市長、渋江学美県教育次長、細谷知行県生涯学習文化財団理事長、大谷駿雄県芸術文化協会長、大久保義彦山形市芸術文化協会長、藤田美和子NHK山形放送局長、寒河江社長、本間和夫山形放送社長、長谷川副会長、菅野滋山形美術館長がテープカットし、開幕を祝った。

 日展山形会は県内在住の日展入選作家が1998年に結成した。現在は会員43人が所属している。会場には会員の絵画、色紙、工芸品などを安価に頒布するチャリティーコーナーも設置している。

 期間中、出展作家が交代で解説するギャラリートークが行われる。日程は次の通り。

 19日午後2時=洋画▽20日午前11時=書、午後2時=工芸美術▽26日午前11時=洋画、午後2時=書▽27日午前11時=工芸美術

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