チェーンソー日本一狙う横山さん

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 チェーンソーを使った木の伐倒や枝払いといった林業の技術を競う「第3回日本チャンピオンシップ2018」に、岡山県西粟倉村の横山大蔵さん(22)=静岡県富士宮市出身=が岡山県内から初めて出場する。青森市で19日に開幕する大会に向け、練習に励んできた。「優勝を目指して実力を出し切る」と意気込んでいる。

 競技は、チェーンソーの刃の着脱▽地面から7度の傾斜地での丸太切り▽地面に直接置いた丸太切り▽目標地点への木の伐倒▽枝払い—の5種目があり、スピードや正確性、安全性などを採点して合計点で競う。プロフェッショナル部門(24歳以上、出場者64人)とジュニア部門(23歳以下、同4人)に分かれて行われ、横山さんはジュニア部門に出場。優勝すれば、8月にノルウェーで開催される世界大会へ出場できるとあって気合十分だ。

 2年ほど前の大学時代から間伐のバイトやボランティアなどを通してチェーンソーを扱ってきた横山さん。その際に岡山県で活動した縁で、今年4月に同村の林業会社に就職した。

 昨年は別の競技会に出場。チェーンソーについては仕事で使う上、終業後もほぼ毎日“居残り特訓”に汗を流す。本番同様の条件で丸太切りと枝払いを行うなど、動作を確認してきた。

 県の統計によると、県内の林業就業者は減少傾向だったが、2010年は1361人と、05年の946人から増加に転じた。

 横山さんは「練習用の木材や場所を用意してくれる会社のためにもいい結果を残したい」とし「若い世代で林業を盛り上げていきたい。競技に参加することで、林業がかっこいい仕事ということが伝われば」と話している。

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