決して強豪国ではないモロッコ代表において、攻撃で違いを生み出すテクニシャンとして期待されていたのがサウサンプトンに所属するMFソフィアン・ブファルだ。しかし、先日発表されたモロッコ代表メンバーの中にブファルの名前は入っていなかった。
ブファルの技術はどれほど凄いのか。それは昨年12月のWBA戦で決めたソロゴールを見れば分かるだろう。このゴールはプレミアリーグ公式が発表した今季のシーズンベストゴール賞に選ばれているのだ。
中盤でボールを拾ったブファルはそのまま1人でドリブルし、60mを走り抜いてゴールを決めている。今季もプレミアリーグでは様々なスーパーゴールが生まれたが、ブファルのゴールはかなりインパクトが強い。今でも記憶している人は多いはずだ。
残念ながらブファルには継続性というものが欠けており、ややチームプレイヤーとして信頼しにくい部分はある。モロッコ代表落選もそうした部分が考慮されたのかもしれないが、ワールドカップでこの才能を見ることができないのは残念だ。
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