19日、ジョゼ・モウリーニョ率いるマンチェスター・ユナイテッドはFA杯決勝でチェルシーに0-1で敗れた。リーグ戦では2位、チャンピオンズリーグもベスト16でセビージャに敗れているため、マンUは今季無冠でシーズンを終えることになる。
この結果にスペイン『MARCA』も反応している。マンUはシーズン開幕前にDFヴィクトル・リンデロフ、MFネマニャ・マティッチ、FWロメル・ルカクを補強し、冬にはFWアレクシス・サンチェスを獲得。同メディアは「補強に1億6500万ユーロもかけて無冠」と皮肉交じりに伝えている。
リンデロフ、冬に加入したサンチェスは思うような活躍を見せてくれなかったが、昨夏からの補強でチームが豪華になったのは間違いない。リーグ戦でマンチェスター・シティに勝ち点差19をつけられたこと、チャンピオンズリーグであっさり敗れてしまったのは許されることではないだろう。
また、モウリーニョにとって無冠でシーズンを終えるのは4度目だ。たった4度しかないことの方が驚きだが、モウリーニョはポルトを指揮した2002-03シーズン以降で無冠だったのはチェルシー時代の2007-08、2013-14、2015-16、今季の4度だ。近年は無冠になるシーズンが増えている印象で、スペシャル・ワンとしては屈辱だろう。2シーズン続けて無冠に終わったことはないため、来季はプレミアリーグとチャンピオンズリーグでの逆襲を見せて欲しいところだ。
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