この先一週間は、後半ほど気温が高くなる傾向で、7月並みの暑さになる所もありそうだ。湿度も高くなるため、体調とともに食品の管理にも注意が必要になる。
20日(日)は、全国の広い範囲で晴れて、気温は平年並みかやや低い所が多くなった。東京都心では一週間ぶりに夏日から解放され、5月らしい陽気が戻るなど、絶好の行楽日和に恵まれた。
この先、22日(火)にかけては晴れて、気温は平年並みかやや高いくらいの所が多くなるが、九州南部や沖縄では前線を伴った低気圧や湿った空気の影響で曇りや雨の天気が続きそうだ。特に、九州南部や奄美では21日(月)昼頃にかけて激しい雷雨となるおそれがある。
23日(水)～24日(木)にかけては全国的に天気が崩れるものの、25日(金)から週末にかけては再び晴れる所が多くなりそうだ。また、週末にかけては南から暖かい空気が流れ込み、各地で平年を上回る気温となり、湿度も高めになる見込み。日中の気温は、九州から東北の広い範囲で25℃を超え、東京都心などでは7月並みの暑さになりそうだ。
体調の管理とともに、運動会でお弁当など作る機会も多くなるため、食品の管理にも注意が必要となる。（気象予報士・佐々木聡美）
