J.D.マルティネスが1試合2ホーマー 打線は12安打でレッドソックス連勝

【オリオールズ0-5レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

オリオールズ4連戦の4戦目を迎えたレッドソックスはここまで2勝1敗と既に今カード勝ち越しを決めているものの、1つでも勝ち星を積み重ねたい。連勝を賭けて臨んだ今試合では投打ともに機能し完封勝利を飾り良い形で試合を終えた。

この日のレッドソックスの先発はエドゥアルド・ロドリゲス。ここまで4試合勝ち星がないが、5月初勝利を目指しマウンドに立った。初回の投球は1死からアダム・ジョーンズにヒットを浴びるも後続を抑え無失点スタートを切った。対するオリオールズ先発、デービッド・ヘスは24歳右腕でこれがメジャー2度目の登板となった。こちらは相手打線を3者凡退に抑えて上々の立ち上がりをみせた。

先制したのはレッドソックスで2回の攻撃では先頭打者のJ.D.マルティネスがソロを放つ。5回には1死二塁からアンドリューベニンテンディが2ラン、マルティネスも今試合2本目となる一発で合計4点を追加したチームは中盤で5対0とリードを広げた。反撃したいオリオールズは走者一・二塁や満塁と何度もチャンスを迎えるもあと1本が出ず、ロドリゲスに対し9安打を記録したがすべて得点には繋がらなかった。ロドリゲスは6回途中無失点、7奪三振、ヘスは5回途中8安打5失点と両先発の明暗が分かれた。

レッドソックスは中盤のリードを保ったまま試合は最終回へ。最後は4番手ブライアン・ジョンソンがジェイス・ピーダーソンにツーベースを浴びるも後続を抑えて試合終了となり、チームは今シリーズの対戦成績を3勝1敗とした。一方で敗れたオリオールズは相手を上回る13安打を放つも1点も返すことができず痛い完封負けとなった。

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