グレイが8回1失点 ヤンキース8カード連続勝ち越し

【ヤンキース10-1ロイヤルズ】@カウフマン・スタジアム

開幕からの8先発で防御率6.39と不振に苦しんでいたソニー・グレイ(ヤンキース)が中8日で日本時間5月21日のロイヤルズ戦に先発。「登板間隔に余裕があったのでボールの威力を取り戻すためのトレーニングに取り組んだ」との言葉通り、この日のグレイは今季最高のピッチングを展開し、8回1失点の好投で今季3勝目をマークした。アーロン・ブーン監督は「今日の登板に向けてしっかり準備をしてきてくれたみたいだね。今日のピッチングは本当に素晴らしかったよ」とグレイの好投を称えていた。

グレイが好投を続けるなか、ヤンキース打線はロイヤルズ先発のエリック・スコグランドの前に3回まで無得点に抑えられていたものの、4回表にタイラー・オースティンの7号ツーランなどで3点を先制。続く5回表にはアーロン・ヒックスのタイムリー三塁打とオースティンの8号ツーランで3点を追加し、グレイを援護した。8回表にブレット・ガードナーのタイムリーなどで2点、9回表にもミゲル・アンドゥハーとオースティン・ロマインの二者連続本塁打で2点を追加し、終わってみれば14安打10得点。ヤンキースは投打がガッチリ噛み合い、これで4月中旬のブルージェイズ4連戦から8カード連続の勝ち越しとなった。

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