吉田にまた新たなライバル現る? サウサンプトンが目をつけるイングランドの若き実力派DF

降格が目前まで迫る苦しいシーズンを過ごしたサウサンプトン、リーグ戦でワーストタイとなる68もの失点を喫するなど守備が崩壊していたウェストハムがイングランド代表DF獲得を狙っているようだ。

ターゲットになっているのは、降格が決定したスウォンジーに所属する24歳のDFアルフィー・モーソンだ。降格するクラブの選手が狙われるのは当然の流れで、モーソンにはトッテナムも関心を示しているという。残念ながらモーソンは怪我でロシアワールドカップを欠場するが、若きセンターバックは今夏争奪戦となるかもしれない。

サウサンプトンには日本代表DF吉田麻也が所属しており、モーソンを獲得すればライバルとなる。英『HITC』は吉田、ヴェスレイ・フート、ジャック・スティーブンスの3人が今季何度も不安定なところを見せたと指摘しており、冬に退団したDFフィルジル・ファン・ダイクに代わる最終ラインのリーダーが必要との見方を示している。

サウサンプトンは攻撃陣の補強に手を加えた方がいいとの意見もあるが、ウェストハムにとってもサウサンプトンにとってもモーソン獲得は確実な戦力アップとなる。吉田はサウサンプトンのリーダー的存在になりつつあるが、今夏にも新たなライバルがやってくるのか。

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