リヴァプールは獲得に近づいているとされるリヨン所属のフランス代表MFナビル・フェキルをどう活かしていけばいいのだろうか。レフティーのフェキルはトップ下やセカンドトップでプレイ可能で、単純に考えれば冬に退団したMFフィリペ・コウチーニョの代役となる。
英『Daily Mirror』はさっそくフェキルを加えたリヴァプールの布陣を予想しているが、なかなかに興味深い。まず現在のモハメド・サラー、ロベルト・フィルミーノ、サディオ・マネの3トップは不変と考える場合、フェキルは左のインサイドハーフに入る可能性が高い。そして右のインサイドハーフには、これまた新加入のMFナビ・ケイタが入る。そしてアンカーにジョーダン・ヘンダーソンだ。
中盤ではジェイムズ・ミルナーやアダム・ララーナ、アレックス・オックスレイド・チェンバレンなど実力者が揃っており、フェキルとケイタが合流すればかなり層は厚くなる。また、これとは違うパターンもある。
フェキルをマネが担当している左ウイングに配置し、マネをセネガル代表で何度かやっているようにトップ下でプレイさせる。そしてヘンダーソンとミルナー、あるいはケイタでダブルボランチを組ませるというパターンも同メディアは紹介している。超攻撃的な4人を前線に並べる攻撃重視の布陣だ。
いずれにしても、フェキルが加われば攻撃の創造性が増すのは間違いない。さらに上下動のエネルギーを持つケイタが加われば、リヴァプールは本当にリーグ制覇を狙えるだけの布陣が完成するはずだ。チャンピオンズリーグ決勝がまだ控えているが、早くも来季の戦いが楽しみになってきた。
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