4発含む15安打10得点の猛攻でナショナルズが大勝

【パドレス2-10ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク

ドジャース3連戦で被スイープを食らったナショナルズは、今日から本拠地ナショナルズ・パークでパドレスとの3連戦を迎えた。その初戦は、先発のジオ・ゴンザレスが7回2失点と力投し、打線が4本塁打を含む15安打10得点の猛攻を見せたナショナルズが10対2で大勝。「6番・レフト」でメジャー初の先発出場を果たした19歳のフアン・ソトは、2回裏の第1打席でメジャー初本塁打となる1号先制スリーランを放つなど2安打3打点の活躍を見せた。なお、パドレスの3番手としてマウンドに上がった牧田和久は、先に投げた2人の投手が合計10失点を喫するなか、1イニングを被安打1、奪三振1、無失点に抑え、今季の防御率を7.50としている。

15安打10得点と猛威を振るったナショナルズ打線は、15安打のうち9本が長打であり、うち8本が打点付きという圧倒的な攻撃力を発揮した。2回裏にソトの1号スリーラン、トレイ・ターナーとブライス・ハーパーのタイムリー二塁打で5点を先制し、3回裏にはマーク・レイノルズが3号ソロ。4点リードで迎えた5回裏にはハーパーが14号ソロを放ち、6回裏にマイケル・A・テイラーのタイムリー三塁打とターナーのタイムリー二塁打で2点、7回裏にレイノルズの4号ソロで1点を追加した。ハーパーは「チーム全体としてバットがよく振れている」と語り、打線の好調ぶりに手応えを感じている様子。1965年以降7番目となる若さで本塁打を放ったソトは「みんながお前を呼んでいる!早く外に出ろ!ってみんなが教えてくれたんだ」とカーテンコールで大歓声に応えたシーンを振り返った。

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