ブリュワーズが3本塁打で好投手・グレインキーを攻略

【ダイヤモンドバックス2-4ブリュワーズ】@ミラー・パーク

ナ・リーグ中部地区の首位を走るブリュワーズは、本拠地ミラー・パークでのダイヤモンドバックス戦で好投手ザック・グレインキーと対戦。戦前の予想通り、連打を浴びせてグレインキーを攻略するような展開にはならなかったものの、トラビス・ショウ、ドミンゴ・サンタナ、ロレンゾ・ケインの3選手がグレインキーから本塁打を放ち、一発攻勢でグレインキーから4点をもぎ取った。先発のチェイス・アンダーソンは6回2失点と試合を作り、7回からはマット・アルバース、ジェレミー・ジェフレス、コリー・クネーベルの3人が無失点リレー。勝利を収めたブリュワーズは、地区2位のカージナルスとの1.5ゲーム差を守り、地区首位の座をガッチリとキープしている。

ブリュワーズは先発のアンダーソンが初回に3四死球と荒れ、押し出しで先制を許したものの、直後の1回裏にショウの11号ツーランで逆転に成功。4回裏にはサンタナがライトスタンドへ3号ソロを叩き込み、ジェイク・ラムの1号ソロで1点差に詰め寄られた直後の6回裏にはケインが6号ソロを放ってダイヤモンドバックスを突き放した。4勝目をマークしたアンダーソンは「(1回裏の)ショウの一発が僕に勇気をくれた。今日も打線が助けてくれる、って思えたからね」と打線に感謝。一方、エースが3本塁打を浴びて敗れたダイヤモンドバックスは直近12試合で11敗目を喫し、地区首位の座から陥落した。

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