ヤンキースが5発で田中を援護 田中は5回4失点で5勝目

【ヤンキース10-5レンジャーズ】@グローブライフ・パーク・イン・アーリントン

ヤンキースは日本時間5月22日のレンジャーズ戦に田中将大が先発。グレイバー・トーレスの5号ツーラン、ニール・ウォーカーの1号ソロなどでヤンキースは4回までに4点を奪ったが、田中はジョーイ・ギャロに14号ソロ、ルーグネッド・オドーアに1号スリーランを浴びて同点に追い付かれてしまう。しかし、ヤンキースは5回以降も攻撃の手を緩めず、アーロン・ジャッジの12号ソロ、トーレスの6号ソロ、アーロン・ヒックスの5号ツーランなどで着実に加点。終わってみれば5本塁打を含む12安打10得点をマークし、10対5で勝利を収めた。打線の援護に助けられた田中は5回76球4失点で降板したものの、今季5勝目をマークしている。

快進撃を続けるヤンキースは、この勝利により直近26試合で22勝目。ヤンキースはこの試合で5本の二塁打と5本の本塁打を放ち、1935年のセネタース、1999年のインディアンス、2003年のレッドソックスに次いで史上4チーム目となる「3試合連続8長打以上」の快挙を成し遂げた。また、2本塁打を放ったトーレス(21歳159日)は、ヤンキースではミッキー・マントル(20歳296日)に次ぐ史上2番目の若さで1試合2本塁打を記録。文字通り記録づくめの勝利となった。アーロン・ブーン監督は「3試合連続8長打以上」を達成したことについて「(過去に3チームしか達成していないというのは)この記録がどれほど難しくて珍しいかを表しているよね。それを聞いたとき、ちょっと驚いたよ」と話していた。

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