ソロ3本で3得点のオリオールズが1点差の接戦を制す

【オリオールズ3-2ホワイトソックス】@ギャランティード・レート・フィールド

下位に低迷するチーム同士の対戦となったオリオールズ対ホワイトソックスの4連戦の初戦は、ホワイトソックス先発のヘクター・サンティアゴに3本のソロ本塁打を浴びせたオリオールズが1点差で逃げ切って勝利を収めた。オリオールズは4回表にマニー・マチャドの15号ソロで先制し、5回表にはマーク・トランボが2号ソロ。直後の5回裏にホゼ・アブレイユのタイムリー二塁打で1点差に迫られたものの、6回表にアダム・ジョーンズが8号ソロを放って再びリードを2点に広げた。6回裏にレウリー・ガルシアのタイムリー二塁打で再び1点差となったが、オリオールズは3人のリリーバーがホワイトソックスの反撃をゼロに封じて逃げ切り。ホワイトソックスはオリオールズを大きく上回る10安打を放ったものの、11残塁の拙攻で好機を生かすことができなかった。

6回表の8号ソロで勝敗を分ける得点を叩き出したジョーンズは「今日はチーム一丸となってもぎ取った勝利だね」と試合を振り返った。打線はホワイトソックス投手陣の前に5安打に封じられたものの、3本のソロ本塁打で3点を奪い、先発のアンドリュー・キャッシュナーは6回裏に捕まったとはいえ6回途中まで2失点の力投。2番手のマイケル・ギブンズは6回裏無死二、三塁のピンチを無失点で切り抜ける好リリーフを見せ、最後は4番手のブラッド・ブラックが二死満塁のピンチを招きながらもトレイス・トンプソンを空振り三振に抑えて試合を締めくくった。バック・ショウォルター監督は「普段ならソロ3本では試合に勝てない。投手陣が本当によく頑張ってくれたよ」と投手陣の頑張りを勝因に挙げていた。

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