女性隊員へセクハラで停職5日 海自厚木航空基地隊

 海上自衛隊は21日、女性隊員にセクハラ行為をしたとして、厚木航空基地隊に所属する30代の男性3等海尉を停職5日の懲戒処分にしたと発表した。

 第4航空群広報室によると、3等海尉は2016年10月ごろ、当時同じ部隊に所属していた女性隊員1人の体を触るなど、女性隊員の意に沿わない性的な言動をとった、としている。

 今年3月ごろ、海上幕僚監部に匿名の投書があり、その後の調査で明らかになった。3等海尉は「夜中に個室で女性と2人きりでいて、雰囲気で魔が差した。反省している」などと話しているという。

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