沖縄水産高メイン球場完成 大野さん、屋良さん始球式

 1990年、91年と、夏の甲子園で2年連続準優勝した沖縄水産高校野球部のメイン球場の改修が終了し、野球場完成式と安全祈願祭が22日、同校の新球場で行われた。野球部や学校関係者、OBなどが参加し、完成を祝い今後の活躍にエールを送った。同校OBで2年連続準優勝メンバーの大野倫さん(うるま市)と屋良景太さん(那覇市)がそれぞれ、投手と打者となり始球式も行った。知念龍星主将は「グラウンドを使えることを当たり前と思わず、夏の100回大会に出場することで恩返ししたい」と意気込んだ。

 式典などの後、早速、練習を始めた選手たち。はつらつとした様子に上原忠監督も笑顔を見せた。母校のマウンドに久々に立った大野さんは「後輩たちにはこのいい環境でたくさんの汗を流し、甲子園を目指してほしい」と期待を込めた。屋良さんは2016年から同校の走塁などのコーチを務めている。「(大野さんと)対戦したことがなかったので対戦できて気持ち良かった」と話し、「感動したいので早く甲子園に行って、泣かせてほしいです」と語った。

 以前の球場は当時の奥武山球場(両翼97・6メートル、センター122メートル)のフェアグラウンドと同じ広さで作られていたが、バックネットの老朽化、砂ぼこりが周囲の住宅街に舞ってしまうなどの問題もあった。さらに4年前には隣接する西崎特別支援学校に打球が飛び、生徒の背中に当たったこともあった。

 改修は昨年9月下旬に始まり、5月21日に県から使用許可が下りた。ネットを新しくし、外野を芝生にするなどし砂が舞いにくくした。新球場の広さも沖縄セルラースタジアム那覇のフェアグラウンド(両翼100メートル、センター122メートル)と同じサイズに拡大された。

コンテンツの閲覧を続けるには、ノアドット株式会社が別途「プライバシーポリシー」に定めるお客様の「アクセスデータ」を取得し、利用することを含む「nor.利用規約」に同意する必要があります。