今のリヴァプールには相手を警戒して守備的に……などという消極的なゲームプランは存在しない。対戦相手のことをリスペクトはしているだろうが、恐れるという発想はないのだ。26日にはチャンピオンズリーグ決勝でレアル・マドリードと激突するが、指揮官ユルゲン・クロップは戦い方を変えてこないだろう。そう主張しているのはクラブOBジョン・バーンズ氏だ。
英『TalkSport』によると、同氏は現代の指揮官が対戦相手によって戦術を変えることをしなくなってきたと語り、レアルとの一戦は非常にオープンなゲームになるはずとの見解を示している。
「現代のトップレベルの指揮官を見ると、彼らは戦い方を変えない。ホームだろうとアウェイだろうとグアルディオラは戦術を変えないし、クロップも同じタイプだ。リヴァプールは攻撃的なチームで、レアルは自分たちでポゼッションしている時はチャンスだろう。だけど、クロップは戦い方を変えないはずだ。非常にオープンなゲームになると思うよ」
レアルがポゼッションをすれば、たいていのチームは引いて守備を固めるかもしれない。しかしクロップならばガンガン前からプレスをかけていくだろう。それこそ今のリヴァプールのサッカーがサポーターを惹きつける理由なのだ。
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