GSユアサ、ミャンマーに新会社設立 鉛蓄電池の充電、営業、物流機能

 GSユアサ(本社・京都市南区、社長・村尾修氏)は22日、タイの子会社「Siam GS Battery(本社・タイ・サムットプラカーン県、社長・立岩弘嗣氏)が今年1月にミャンマー共和国ヤンゴン管区ティラワ工業団地に「Siam GS Battery Myanmar Limited」を設立したと発表した。

 新会社は自動車用および家庭電源用鉛蓄電池の充電、営業、物流機能を備えており、2019年1月の操業開始を予定している。

 「Siam GS Battery Myanmar」の概要は設立が1月9日で、出資金が714万USドル(約7億5千万円)、出資者が「Siam GS Battery」およびGSユアサ。敷地面積は8920平方メートル。

 ミャンマー市場はモータリゼーションの進展が期待されるメコン経済圏の中でも、とりわけ需要が拡大している。迅速な電池供給を実現し、品質向上とサービスの強化を図る。

 「今後も100年培ってきた技術を生かし、世界中のお客様へ快適さと安心をお届けするため、日々まい進していく」(GSユアサ)。

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