アルビーズが14号先制弾 ブレーブス地区首位キープ

【ブレーブス3-1フィリーズ】@シチズンズバンク・パーク

ナ・リーグ東部地区の首位を走るブレーブスと2位・フィリーズの首位攻防3連戦は、フィリーズが先勝して0.5ゲーム差に詰め寄り、第2戦を迎えた。負ければ首位陥落のブレーブスは、3回表にオジー・アルビーズが14号ソロを放って先制。5回表にはフィリーズの守備の乱れに乗じてリードを2点に広げ、直後の5回裏にセザー・ヘルナンデスのタイムリーで1点差とされたものの、9回表にロナルド・アクーニャJr.が貴重なタイムリーを放ち、再びフィリーズを突き放した。ブレーブス先発のブランドン・マッカーシーは6回途中1失点の好投で5勝目をマーク。ブレーブスは3対1で接戦を制し、地区首位の座をキープした。

173センチ・74キロの小さな身体のどこに本塁打王争いに参戦するパワーが秘められているのだろう。二塁打数と本塁打数でリーグ上位に名を連ね、前日の時点でリーグ最多の30長打を放っているアルビーズが、今日の試合でも3回表に14号先制ソロ。直後に別球場でブライス・ハーパー(ナショナルズ)が15号本塁打を放ったため、束の間のリーグトップタイとなったものの、またしても長打力を見せつけた。力でスタンドまで持っていくのではなく、ボールを上手くバットに乗せてスタンドまで運ぶという印象が強いアルビーズの本塁打。シーズン48本塁打ペースでアーチを架け続ける若武者の快進撃がどこまで続くか注目だ。

© MLB Advanced Media, LP.