ラミレスの一発で猛攻開始 インディアンス5割復帰

【インディアンス10-1カブス】@リグリー・フィールド

ア・リーグ中部地区の首位に立っているとはいえ借金1を抱えているインディアンスが、敵地リグリー・フィールドでのカブス戦に10対1で大勝。今季成績を23勝23敗とし、勝率5割復帰を果たした。インディアンスは3回表にホゼ・ラミレスの14号スリーランなどで4点を先制し、4回表にはメルキー・カブレラのタイムリー二塁打とジェイソン・キプニスの2点タイムリーで3点を追加。続く5回表にも二死満塁からヨンダー・アロンゾの走者一掃のタイムリー二塁打で3点を追加して2ケタ得点に到達した。投げては先発のトレバー・バウアーが7安打を浴びながらも6回無失点の好投。今季4勝目をマークした。

猛攻開始の合図となる鮮やかな一発だった。3回表のインディアンスは、先頭のフランシスコ・リンドーアが四球で出塁し、マイケル・ブラントリーがヒットで繋いで無死一、二塁。ここでラミレスは内角低めへのツーシームを見事に捉え、ライトスタンドへ先制の14号スリーランを突き刺した。2016年の46二塁打&11本塁打から昨季は56二塁打&29本塁打へと数字を伸ばし、今季はここまで49二塁打&49本塁打ペース。18三振を大きく上回る27四球を選ぶなど、長打力の面以外でも大きな進化を遂げており、ドミニカ共和国出身の25歳のスイッチヒッターは今やリーグを代表する強打者となりつつある。

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