アルゼンチンサッカー協会(AFA)は22日、マンチェスター・ユナイテッドに所属する同国代表GKセルヒオ・ロメロが負傷したことを発表した。この影響で、同選手はロシアW杯へ臨む23人の登録メンバーから外れ、代役としてティグレスGKナウエル・グスマンがメンバー入りすることも発表されている。
現在31歳のロメロはアルゼンチン代表の各年代でプレイし、2007年ごろからA代表に招集され、2009年9月に行われたパラグアイ戦でデビュー。2010年の南アフリカ大会と2014年のブラジル大会、2度のW杯でチームの守護神を務めるなど、長きに渡り同国代表のゴールマウスを守ってきた経験豊富なGKだ。
今月21日に発表されたロシアW杯の登録メンバーでも、無事メンバー入りを果たしていたロメロだが、無念の離脱を余儀なくされることとなった。AFAの公式サイトや地元メディアらによると、ロメロはトレーニング中に右ひざを負傷。動かせないほどの関節の痛みに苦しんでいるようで、「ロシアW杯への出場が不可能」と判断した。
前回大会では決勝でドイツ代表に敗れ、惜しくも準優勝に終わっていたアルゼンチン代表。悲願の世界一に燃える同代表にとって、絶対守護神の負傷離脱は大きな痛手となってしまったかもしれない。
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