勢いVS経験。今回のチャンピオンズリーグ決勝、リヴァプールとレアル・マドリードの戦いはこう表現することができるのではないだろうか。リヴァプールはサディオ・マネ、モハメド・サラー、ロベルト・フィルミーノの3トップを軸に破壊力抜群のサッカーをしており、ここまでの勝ち上がりを見ても圧倒的な攻撃力で打ち合いを制してきている。
一方のレアルは主力選手がベテランになってきていることもあり、試合巧者ぶりを発揮して勝ち上がってきた。特に準決勝のバイエルン戦は相手に押し込まれる時間も長かったが、数少ないチャンスを活かして勝利を収めている。
スペイン『as』によると、レアルのFWクリスティアーノ・ロナウドは今のリヴァプールが3、4年前の自分たちを見ているような感覚があると語っており、BBCの勢いで相手を圧倒していた時と重ねている。
「ファイナルはいつだってスペシャルなものだよ。相手はマンチェスター・ユナイテッドが良かったけどね。ただリヴァプールはファイナルにふさわしい。簡単にはいかないだろう。リヴァプールは3、4年前の僕たちを思わせるね。前線の3人が非常に速い。攻撃はパワフルだ。僕は彼らをリスペクトしているよ。ただ、マドリーも良いからね。相手をリスペクトしないといけないけど、自分たちの戦いをしないとね」
ロナウドもリヴァプールの前線トリオを認めているが、決勝で火を吹くのはどちらなのか。勢いでどんどん攻め込んでくるリヴァプールの3トップと、経験を武器に得点を積み重ねてきたロナウド。異なる特徴を持つ前線のバトルとなりそうだ。
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