コール好投&ケンプ5打点のアストロズが11得点で大勝

【ジャイアンツ2-11アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

ア・リーグ西部地区の首位を走るアストロズは、今日から本拠地ミニッツメイド・パークでジャイアンツとの2連戦。その初戦には今季ここまで防御率1.75と安定感抜群のピッチングを続けているゲリット・コールが先発した。今日のコールは3つの四球を与えるなどやや制球が不安定で、5回表には先頭打者を歩かせたあと、ブランドン・クロフォードに5号ツーランを浴びたものの、要所を締めて6回2失点の好投。球数が多く(106球)、6回限りで降板となったが、打線の大量援護にも恵まれて今季5勝目をマークした。打線では「9番・センター」で先発出場したトニー・ケンプが5打点の大暴れ。アストロズは13安打6四球でスタメン全員が出塁し、隙のない攻撃でジャイアンツを圧倒した。

「今夜は良い夜だったよ」と試合を振り返ったケンプが見事な活躍でチームを勝利に導いた。3回裏の第1打席で送りバントを決めてジョージ・スプリンガーとアレックス・ブレグマンのタイムリーを呼び込んだケンプは、4回裏一死満塁のチャンスで2点タイムリー、6回裏無死満塁のチャンスで犠牲フライ、7回裏二死二、三塁でも2点タイムリーを放ち、2打数2安打5打点の大活躍。9番打者ながらチームの得点の半分近くを1人で叩き出す見事な活躍を見せた。アストロズ打線はケンプを含む6選手が複数安打を記録。A.J.ヒンチ監督は「今夜は打線のいろんな選手が活躍してくれたね」と満足げに話していた。

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