今夏のマーケットで中盤に新戦力を加えたいと考えているミラン。
経済的には昨年ほどの投資ができない状況だといわれる中で、ガットゥーゾ監督が求める強化を行わなければならない。
この数日メディアが報じている名前をまとめてみよう。
ミラン・バデリ(フィオレンティーナ)
レオナルド・ボヌッチやスソと同じアレッサンドロ・ルッチ代理人の顧客であることがミランにとっての強みだ。
クラブ名と同じ名前のバデリは、昨年ミランへの加入を希望しているといわれていたが、結局それは実現しなかった。
フィオレンティーナとの契約は今季限りで満了となるが、今のところ更新されるかどうかは疑わしいままである。
マックス・マイアー(シャルケ04)
今季限りでクラブから離れることを明言したマイアー。多くのチームが獲得に関心を抱いているという。
ガットゥーゾ監督は中盤の補強を強く求めており、ミラベリSDは最優先候補としてマイアーを考えていると『Corriere della Sera』が伝えている。
ただ、フリーエージェントになった場合の競争は非常に激しいと考えられている。
マルアヌ・フェライニ(マンチェスター・ユナイテッド)
マンチェスター・ユナイテッドとの契約が満了になる彼には、中国やアメリカからオファーが舞い込んでいるといわれている。
ミランにとっては獲得できればかなりの大型補強になり、フェライニにとってもいいチャレンジになるだろう。
ただ、移籍金が必要ないとしても、支払わなければならない給与は安くはならないだろうが。
ジョルダン・ヴェレトゥ(フィオレンティーナ)
アストン・ヴィラからフィオレンティーナへやってきたフランス人MFは、セリエAで意外な活躍を見せてきた。
38試合で10ゴールを決めた彼であるが、価格は1000万ユーロ(およそ13億円)と比較的安い額で獲得できると考えられている。
ただ、フィオレンティーナはあまり放出に前向きではないとも…。