北朝鮮の核実験場廃棄、5カ国記者団が列車で現地へ

北朝鮮の豊渓里(プンゲリ)にある核実験場廃棄の取材のため、韓国記者団が23日、韓国の政府輸送機で北朝鮮の東海岸にある元山に到着。先に現地入りしていた米英中露の記者団と合流した。

5カ国の記者団は同日午後7時ごろ、列車で豊渓里に向けて出発した。

列車は総距離416キロを時速35キロ程度で約12時間走り、豊渓里付近の載徳(チェドク)駅に到着。載徳駅からは車両と徒歩で移動し、24日午前に核実験場近くに到着する見通しだ。

北朝鮮は韓国記者団の名簿の受け取りを拒否していたが、23日午前に名簿を受け取り、記者団の訪朝が実現した。水面下で韓国政府との折衝が行われていたと見られる。

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