好投のバーランダーをスプリンガーが10号2ランで援護

【ジャイアンツ1-4アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

ア・リーグ西部地区の首位を走るアストロズは、前日に続いて本拠地ミニッツメイド・パークでジャイアンツと対戦。前日の試合ではゲリット・コールが6回2失点と好投して5勝目(1敗、防御率1.86)をマークしたが、今日の試合ではジャスティン・バーランダーが4回表に犠牲フライで先制を許したものの、ジャイアンツ打線をわずか3安打に封じて6回1失点と好投し、6勝目(1敗、防御率1.08)をマークした。打線は4回裏に右翼手のアンドリュー・マカッチェンのエラーによって同点に追い付き、続く5回裏にジョージ・スプリンガーの10号ツーランとカルロス・コレアのタイムリーで3点を勝ち越し。ジャイアンツ先発のジェフ・サマージャを5回途中4失点でノックアウトした。

ジャイアンツ2連戦を2連勝で終えたアストロズのA.J.ヒンチ監督は「今日は相手打線がスライダーを追いかけてくれなかったから、難しいバトルを強いられることになったね」と6イニングを投げ切るのに97球を要したバーランダーのピッチングを振り返った。しかし、「困難を乗り越えて見事な結果を残してくれた。彼のピッチングには満足しているよ。速球はいつも通りに良かったし、カーブを使ってカウントを稼ぐこともできていた」と力投を称え、「彼は勝つためのピッチングができる男だよ」と信頼を口にした。開幕50試合を32勝18敗で終えたアストロズは、50試合で126失点。これは1920年以降では1968年のインディアンス(128失点)の記録を更新する歴代最少失点記録となっている。

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