本当に実現した。今季限りでバルセロナを退団したスペイン代表MFアンドレス・イニエスタがヴィッセル神戸にやってきたのだ。ディエゴ・フォルランのセレッソ大阪移籍、ルーカス・ポドルスキの神戸移籍もインパクトが強かったが、イニエスタ加入はそれをも超える特大のニュースと言えよう。
当然世界もイニエスタの動きに注目している。英『FourFourTwo』は、「バルセロナとスペインのレジェンドはフットボール界のビッグネームの1人だ。だが、彼のようなタレントがJリーグに行くのは初めてではない。これまでJリーグは何人かのスターを迎え入れてきた」と伝え、イニエスタのJリーグ挑戦に合わせて過去に日本でプレイしたレジェンド選手を数名紹介している。
思うような活躍はできなかったが、名古屋グランパスにやってきたFWゲイリー・リネカー、鹿島アントラーズを日本を代表する強豪クラブへと成長させ、最終的には日本代表監督まで務めてくれたジーコ、圧倒的な威圧感でチームメイトを鼓舞し、恐怖を植え付けながらもジュビロ磐田を初優勝へと導いた闘将ドゥンガ、神戸の昇格に貢献したミカエル・ラウドルップ、Jリーグ史に残るビューティフルゴールも決めた鹿島のレオナルド。いずれも日本サッカー界のベースを築いてくれた英雄たちだ。
同メディアはイニエスタも彼らと同じような存在になることに期待をかけているようで、神戸の地でどんなプレイを見せるのか注目している。またイニエスタもバルセロナ以外のクラブでプレイするのは初のことだ。バルセロナの哲学なしでも成功を収められることを証明する絶好の機会となるだろう。
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