バッファロー・ドーター大野由美子率いるシンセ・カルテット=「Hello, Wendy!」、新作から「Revolution」のMVを公開。1stアルバムから5曲をリマスターした音源の配信も決定

バッファロー・ドーターの大野由美子をリーダーに、マイカ ルブテ、AZUMA HITOMI、新津由衣という宅録女子3人によって結成されたシンセサイザー・カルテット、「Hello, Wendy!」。5月30日にリリースされる2ndアルバム『No.9』収録の、クラフトワークを彷彿させる大野由美子の書き下ろし曲「Recolution」のMVが、本日公開された。ヴィンテージ感あふれる味わい深い佇まいのアナログ・シンセを前に、4人がクラシカルな雰囲気、かつ、マーブルカラーに彩られパフォーマンスする映像となっている。

そして、『No.9』のリリース日である5月30日、1stアルバム『Hello, Wendy!』より映画『2001年宇宙の旅』でコンピューターHALが最後に歌った「Daisy Bell / A Bicycle Built for Two」、ウォルター(ウェンディ)・カーロスも取り上げたバッハの名曲「ブランデンブルク協奏曲第3番ト長調 BWV1048 第三楽章」、クラフトワーク『コンピューター・ワールド』の収録曲「Computer Love」、サイモン&ガーファンクルの名曲「The Sound of Silence」、ラヴェルの名曲を大野由美子が最古の電子楽器オンドマルトノで演奏した「亡き王女のためのパヴァーヌ」の5曲をリマスターし、配信を開始することが決定した。なお、配信アルバムのタイトルは、『The First Encounter with Hello, Wendy!』となる。

 

■新作情報

Hello, Wendy!
2nd album『No.9』
発売日:2018年5月30日
品番:UICZ-4424
価格:3,000円(税抜)、3,240円(税込

CD購入はこちら 

1. No.9
2. Pop Muzik
3. Revolution
4. Violet's Green Eyes
5. Moment of Eternity
6. 新緑
7. Katyusha
8. Self Portrait
9. Star Cycle
10. Lavender

大野由美子:MOOG Minimoog, ROLAND JD-Xi, ARP Odyssey
マイカ ルブテ:ROLAND JX-3P, MOOG Source
AZUMA HITOMI:ARP Odyssey, DSI Mopho, MOOG Opus3
新津由衣:YAMAHA Reface CS

■1stアルバムよりリマスター配信情報
Hello, Wendy!
『The First Encounter with Hello, Wendy!』
発売日:2018年5月30日

各種ダウンロード、ストリーミングサイトにて配信

1. Daisy Bell / A Bicycle Built for Two
2. ブランデンブルク協奏曲第3番ト長調 BWV1048 第三楽章
3. Computer Love
4. The Sound of Silence
5. 亡き王女のためのパヴァーヌ

■Profile

《大野由美子》
幼少よりピアノ、16歳の時にベースを始める。1993年に結成したBuffalo Daughterでは世界を舞台に活動し、2014年には7枚目のアルバム『Konjac-tion』をリリース。結成25年を迎える2018年は、過去アルバム6作品を全てLPで発売するほか、記念企画も予定。またヤン富田が主催するAudio Science Laboratory、Sunshine Love Steel Orchestraにも参加。2016年からはジェフ・ミルズ主催のSpiral Deluxe、コーネリアスのライブ・メンバーとしても活動中。

《マイカ ルブテ》
日仏ハーフのSSW/トラックメイカー。幼少期から10代を日本、パリ、香港で過ごし、14歳で作詞/作曲、自宅でのレコーディングを始める。2016年夏、アルバム『Le Zip』をリリース。翌年3月にリリースしたEP『SKYDIVER』がJ-WAVE「TOKIO HOT 100」に選出され、同年アンダーワールドがヘッドライナーを務めた音楽フェス「SUPER SUMMER SOUND 2017」、そして「SUMMER SONIC 2017」に出演。パリやアジア各国でライブを行うほか、ファッションブランドとのコラボレーションなど国内外で活動の幅を広げている。

《AZUMA HITOMI》
中学時代にLogicと出会いデスクトップ・レコーディングを開始。2011年TVアニメ「フラクタル」のテーマ『ハリネズミ』でメジャー・デビュー。2013年に1stアルバム『フォトン』、2014年にミニアルバム『CHIRALITY』を発表。同年、矢野顕子のアルバム『飛ばしていくよ』、続いて『Welcome to Jupiter』にてタイトルチューン含め5曲の編曲を担当。自身のスタジオ「じっけんじゅんびしつ」にて、現在フルアルバムを制作中。

《新津由衣》
幼少期ディズニーランドに魅了され夢の世界の虜になる。中学生の時にエレクトーンで作曲録音を始め2003年にSSWユニットRYTHEMとしてメジャー・デビュー。2011年からNeat's名義でソロプロジェクトを始動。2017年にはアーティスト名を本名である“新津由衣”に改名。現在は音楽プロデューサーCHRYSANTHEMUM BRIDGEとタッグを組んで、アナログ・シンセや世界の楽器サンプリングを多用に取り入れるなど実験的な1stアルバムを制作中で、2018年中にリリース予定。

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