ハナショウブ30万本そろそろ満開 来月2日に「まつり」 姉妹都市物産展も 大村公園

 花の名所として知られる大村公園(大村市玖島1丁目)で、約30万本のハナショウブがもうすぐ見ごろを迎える。現在は七分咲きで28日ごろ満開になりそう。6月2日は「花菖蒲まつり」を開き、姉妹都市の物産展や、国指定重要無形民俗文化財「黒丸踊」の披露など多彩な催しがある。
 公園内の玖島城堀跡には江戸、肥後、伊勢系の171種類、約30万本のハナショウブが植えられており、毎年この時季になると、白や薄紫、紫色などの花が観光客らの目を楽しませる。
 6月1~3日午前10時~午後5時(3日は午後4時まで)は姉妹都市の秋田県仙北市、兵庫県伊丹市と、友好交流都市の島根県飯南町の物産展も開かれる。問い合わせは市観光コンベンション協会(電0957・52・3605)。

もうすぐ満開となる約30万本のハナショウブ=大村市、大村公園

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