JR東海社員、運賃・料金を不正収受し現金着服

JR東海 社員(当時)が、利用客の注文より1人ぶん多くきっぷを発券し、運賃・料金を不正に収受したうえ、その後に払い戻しし、現金を着服していたことがわかった。

<JR東海 駅社員による運賃・料金の不正収受及び着服について>

JR東海は5月13日、外国人とみられる利用客が、東海道新幹線 新大阪駅を訪れ、前日に購入したきっぷの券面金額と支払った金額に相違があると伝え、同社が調査した。

このときのきっぷを発売した社員を特定し、過去のきっぷ発売実績データなどを調査した結果、利用客から不正に運賃・料金を収受していた事象が7件判明したという。

この社員はこれら7件について、現金合計10万860円を着服していたことを認めた。JR東海はこの社員を懲戒解雇した。

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