山手小に前川さんと笑顔で交流 母校児童にびっくり

 佐世保市出身の歌手、前川清さん(69)が24日、山手町にある母校の市立山手小(山本一臣校長、243人)を“サプライズ”で訪問した。驚く児童らと笑顔で触れ合った。
 前川さんはデビュー50周年を記念したコンサートの開演前に訪ねた。校舎を眺めた前川さんは「卒業以来かもしれない」と懐かしんだ。
 子どもたちは27日の運動会に向けた練習に取り組んでいた。「閉会式」で前川さんが登場すると、大はしゃぎ。マイクを手にした前川さんは、小学校時代の思い出を振り返り「足は結構速かった。歌を歌っていなかったらオリンピックに出ていたかも」と語り、笑いを誘った。
 全員で記念写真を撮影し、ハイタッチや握手をして触れ合った。最後は児童が校歌を歌い、手を振って前川さんを見送った。

母校を訪れ、子どもたちと触れ合う前川さん=佐世保市立山手小

© 株式会社長崎新聞社