今季の公式戦51試合に出場して44ゴールと、驚異的な得点力を見せつけているFWモハメド・サラー(リヴァプール/エジプト代表)。26日に行われるUEFAチャンピオンズリーグ決勝(レアル・マドリード戦)での活躍が期待されているものの、一方でパフォーマンスの低下が懸念されている。
敬虔なイスラム教徒として知られる同選手だが、決勝戦当日は“ラマダン”の時期にあたる。ラマダンとはイスラム教徒が守るべき五つの義務(五行)のひとつで、約1ヶ月もの間日中の飲食を断つというものである。アスリートに対し特例措置が認められるケースもあるが、サラーが決勝戦当日もラマダンを行う意向を示したことが、スペイン紙『MARCA』で明らかとなった。
ラマダンを継続した場合、日没まで飲食を行えない同選手だが、大一番にむけて自身のコンディションを整えることができるだろうか。同選手のパフォーマンスに注目が集まる。
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