ダフィーが8回途中1失点 ロイヤルズ今季初の3連勝

【ロイヤルズ8-2レンジャーズ】@グローブライフ・パーク・イン・アーリントン

ロイヤルズは今季ここまで1勝6敗、防御率6.88と精彩を欠いていたエース左腕のダニー・ダフィーが今季のベストピッチングとも言える快投を披露。バックの好守に助けられたシーンもあったものの、8回裏二死からルーグネッド・オドーアにタイムリーを浴びて失点するまでレンジャーズ打線を零封し、7回2/3を投げて被安打4、奪三振5、与四球2、失点1という内容で今季2勝目をマークした。打線では4番打者のサルバドール・ペレスが2本のタイムリーで4打点を叩き出す活躍。ロイヤルズはバッテリーの活躍により今季初の3連勝となった。

好投したダフィーは「チームの勝利に貢献できて良かったよ。長いイニングを投げることには慣れているし、今夜それをできたのは良かった」と自身のピッチングを振り返った。一昨年に12勝をマークしたチームのエース格ながら、今季は開幕から不安定なパフォーマンスが続き、防御率はまさかの6点台。不振に喘いでいたエース左腕の好投に、ネッド・ヨスト監督も「当然ながら、彼にはこのような試合が必要だった」と安堵の表情を浮かべた。一方、敗れたレンジャーズは2回表に中堅手のデライノ・デシールズがラモン・トーレスのセンター前ヒットを後逸して2点を献上。それをきっかけにロイヤルズに主導権を握られ、試合終盤に2点を返したものの、焼け石に水だった。

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