花巻に生産拠点 空調設備の福井・クリーンテクノ

 工場の空調設備事業などを手掛けるクリーンテクノ(福井県鯖江(さばえ)市、資本金1千万円、山下大起社長、従業員62人)は8月、花巻市に東北初の生産拠点を構える。塩化ビニル樹脂で加工した空調ダクトを製造し、東芝の半導体子会社「東芝メモリ」(東京都)が北上市に建設する新工場への納入を目指す。5年後をめどに自社工場の建設を見据え、段階的に60人の地元雇用を計画する。

 同市の花巻第1工業団地テクノパーク内にある鉄骨平屋の賃貸工場(床面積約500平方メートル)を利用し、人件費を除く事業費は約2千万円。主に半導体製造装置からの排出ガスを通す空調ダクトを設計、製造する。鉄やステンレス製のダクトの表面を塩化ビニル樹脂で加工し、半導体洗浄時に出る特殊ガスで腐食するのを防ぐ。

 このほか、東芝メモリ新工場が建設される北上市内に北上事務所(仮称)を設け、新工場内でのダクト設置工事や保守管理に対応するための人員を配置する。

 従業員は花巻、北上両市で計30~40人を予定し、地元を中心に新規雇用する。早ければ2023年に花巻市周辺に自社工場を建設する計画で、最終的に60人まで増やす方針だ。

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