琴恵光、新入幕へ前進 11勝目

 東京・両国国技館で開かれている大相撲夏場所14日目の26日、自己最高位に並ぶ東十両2枚目の琴恵光(延岡市出身)は徳勝龍を寄り切りで破り11勝目を挙げ、十両で優勝争いトップの3敗に阿武咲、剣翔とともに踏みとどまった。千秋楽は残り2人が直接対決するため、琴恵光は本割と、直接対決の勝者との優勝決定戦で勝てば、本県出身力士では初の十両優勝となる。同じく44年ぶりとなる新入幕に向けても、幕内下位の力士2人が陥落する可能性が出てきたため、さらに大きく前進した。

© 株式会社宮崎日日新聞社