今季躍進を見せて、UEFAチャンピオンズリーグ決勝に進出したリヴァプール。
ここでは、『Sportskeeda』の「今夏獲得できうる5人の選手」を見てみよう。
マックス・マイアー(シャルケ/ドイツ代表MF/22歳)
彼もまたブンデスリーガでクラブを去りうる若手選手のひとり。シャルケで煌めくようなプレーを見せ、多くのビッグクラブから関心を集めている。
ボールホルダーとしてもパサーとしても卓越しており、ゲームを読む力とインターセプト力も賞賛に値する。
すでに退団が決まっており、今夏フリーエージェントになる。中盤中央ならどこでもプレー可能で、近い将来見るべき選手になるはず。まだ22歳ながら成熟さも印象的であり、エムレ・ジャンの理想的な代役になれる。
ルーベン・ネヴェス(ウォルヴァーハンプトン/ポルトガル代表MF/21歳)
これまではそれほど知られていなかったネヴェスだが、今季の英2部で最高のプレーを見せたひとりだ。
クラブ史上額でウルヴス入りすると、その期待に完全に応えてみせた。今季は42試合で6ゴールをマークし、すでにリヴァプールも関心を寄せているという。
彼はパサーとしてもセンセーショナルで、スルーパスは必見。また、素晴らしいフリーキッカーでもある。30メートルを超える距離からボレーを叩き込むシーンもあった。
もし獲得できれば素晴らしいものになるだろうし、今ベンチにいる信頼できない幾人かの選手の代わりとなるはず。
ウルヴスはプレミアリーグに昇格してきただけに、彼を売りたくはないだろう。とはいえ、クロップは巨大なポテンシャルを秘めた若手選手を注視すべきだ。
ジョルジーニョ(ナポリ/イタリア代表MF/26歳)
彼は今最も話題になっている選手のひとりだ。その理由は今季素晴らしいパフォーマンスを見せたからで、多くのメガクラブのターゲットになっている。
今季は39試合で4ゴール4アシストをマーク。ジョルジーニョは正確無比のボールで相手DFを射抜く能力を持っている。
彼の代理人は将来について声高に話しており、マンチェスター方面からも関心が寄せられている。リヴァプールも興味を示しているチームのひとつ。
もし獲得できれば、クロップとしてはMFの素晴らしいアップグレードとなるだろう。とはいえ、彼は安くない。
ダニ・セバージョス(レアル・マドリー/スペイン代表MF/21歳)
2017年にUEFA U-21欧州選手権で優勝したスペイン代表メンバーだったセバージョス。
大会MVPに選ばれた彼は、その後すぐにレアル・マドリーに引き抜かれた。だが、レアルでは出場機会が激減し、監督と衝突したという報道も。
1月にはリヴァプールから強い関心が寄せられていたと伝えられたが、レアル側は売りたがらなかった。もし彼が移籍を望めば、ヨーロッパ中から多くの関心が寄せられるだろう。
セバージョスはそのトリッキーさとテクニックで、リヴァプールの中盤を強化できる。まだキャリアは浅いが、驚異的なプレーとドリブルスキルを披露してきた。
21歳ということを考えれば、前途は洋々であり、どんなチームにとってもプラスになるはず。
アリソン(ローマ/ブラジル代表GK/25歳)
アリソンは紹介するまでもない名前だろう。ローマの守護神は今季センセーショナルなプレーを見せた。セリエA17試合でクリーンシートを達成。
リヴァプールは1月にも獲得を試みたが、オファーは拒絶されたと伝えられている。
ローマ守備陣のなかで“壁”となっているアリソン。今季のCLで躍進したチームにおいて決定的な役割を果たした。
今夏GKを欲しているリヴァプールにとって、彼は完璧にハマる。理想的な獲得になるだろう。