長きにわたり在籍したバルセロナを離れ、ヴィッセル神戸への移籍を決断したMFアンドレス・イニエスタ。Jリーグ史上最大級のインパクトを持つ移籍劇に、各方面より驚嘆の声が相次いでいる。
かつてバルセロナB(下部組織)に在籍し、現在は横浜F・マリノスに所属しているMFダビド・バブンスキーが、Jリーグの競技レベルについて言及。同リーグのレベルが高いことを強調したうえで、イニエスタにむけてエールを送った。スペイン紙『SPORT』が伝えている。
「日本サッカーの歴史は30年ほどだけど、非常に高いレベルにあると思う。各クラブの実力が拮抗していて、ほぼ全てのチームにタイトル獲得の可能性があるんだ。彼ら(Jリーグの選手たち)は安易な形でボールを相手に渡すのではなく、自陣から丁寧にゲームを組み立てるという、素晴らしいサッカーを実践している。リーグの組織、財政の安定性、プロフェッショナリズムもトップレベルだと思う。イニエスタも(Jリーグのレベルの高さに)驚くんじゃないかな。ヴィッセル神戸は僕ら(F・マリノス)に次いでボール支配率が高いチームだ。自陣後方からゲームを作ることをモットーとしているし、イニエスタやポドルスキが攻撃面で違いを生み出すだろう。日本で生活するにあたり様々な困難が付き纏うと思うけれど、この国の魅力的な文化や素晴らしい点を学ぶ準備をしてほしいね」(バブンスキーのコメントより抜粋)
イニエスタがJリーグでのプレイを通じて何を感じ取り、日本のサッカー界にむけてどのような言葉を発信するのか。同選手の金言に耳を傾ける必要があるだろう。
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