26日にUEFAチャンピオンズリーグの決勝戦が行われ、レアル・マドリードがリヴァプールと対戦した。
序盤からリヴァプールがハイプレスを敢行し、レアルのビルドアップを妨害。23分には敵陣ペナルティエリア内でA・アーノルドが決定的なシュートを放つが、レアルのGKナバスがボールをキャッチし、難を逃れた。
膠着状態が続くなか、両チームにアクシデントが発生する。ラモスとの交錯により肩を痛めたサラーが30分に交代。さらに37分にはヒールキックを試みたカルバハルが足を負傷し、37分に同じく交代を余儀なくされた。
サラーの負傷退場によりハイプレスがままならなくなったリヴァプールは、レアルの猛攻に晒される。43分にはロナウドに決定的なヘディングシュートを放たれるが、GKカリウスが好セーブを見せ、失点を免れた。両チーム無得点で前半を終える。
後半、レアルはサイドチェンジやワンタッチパスを駆使し、リヴァプールのハイプレスをいなす。47分にはイスコが敵陣ゴール前のこぼれ球に反応してシュートを放つが、ボールは無情にもクロスバーに直撃した。
その後も攻勢を強めたレアルが、思わぬ形で先制に成功する。51分に相手GKカリウスがペナルティエリア内でボールをキャッチ。するとカリウスの手から離れたボールに対してベンゼマが足を出し、ボールはゴールマウスに吸い込まれた。
ミスによる失点で気落ちしたかに思われたリヴァプールも、すぐさま反撃。55分にコーナーキックからの浮き球にロヴレンが競り勝つと、このパスに反応したマネが右足でボールの軌道を変え、同点ゴールを挙げた。
試合を振り出しに戻されたレアルのジダン監督は、61分にベイルを投入。するとその3分後、マルセロの左サイドからのクロスに反応したベイルがバイシクルシュートを放ち、価千金の勝ち越しゴールを挙げた。
諦めずに攻め込むリヴァプールであったが、70分のマネのミドルシュートがポストに直撃するなど、運に見放される。83分にE・チャンが投入されるも、直後にベイルがミドルシュートでゴールを陥れ、勝負あり。リヴァプールのハイプレスをいなし続けたレアルが決定機を確実にものにし、大会史上初の3連覇を成し遂げた。
[メンバー]
レアル:ナバス、カルバハル(→ナチョ 37)、ヴァラン、ラモス、マルセロ、カゼミロ、モドリッチ、クロース、イスコ(→ベイル 61)、ロナウド、ベンゼマ(→アセンシオ 89)
リヴァプール:カリウス、A・アーノルド、ロヴレン、V・ダイク、ロバートソン、ヘンダーソン、ミルナー(→E・チャン 83)、ワイナルドゥム、サラー(→ララーナ 30)、マネ、フィルミーノ
[スコア]
レアル 3-1 リヴァプール
[得点者]
レアル:ベンゼマ(51)、ベイル(64、83)
リヴァプール:マネ(55)
参照元:Twitter
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