びわフェスタ 買い物客が列 長崎、きょうまで

 長崎市で生産された露地ビワを販売する「びわフェスタ」が26日、長崎市中心部のベルナード観光通りであり、大勢の買い物客が旬の味を求めて長い列をつくった。27日まで。
 生産者や農協、県などでつくる長崎びわ産地活性化推進協議会が毎年開き、20回目。同協議会によると、今年の露地ビワの生産量見込みは447トン(前年530トン)。昨年が豊作だったことや冬場の低温で寒害の影響が出たという。
 特設会場では、長崎特産「なつたより」と「茂木種」の2種類を計千箱用意し、1箱2千~4千円で販売。8箱購入した同市川上町の主婦、川野恵さん(67)は「県外の親戚や息子、友人に毎年贈っていて楽しみにしてくれていると思う。1箱はわが家用です」と笑顔で話した。

旬の味を求めて長い列ができた「びわフェスタ」=長崎市、ベルナード観光通り

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