26日に行われたレアル・マドリードとリヴァプールのチャンピオンズリーグ決勝では、リヴァプールGKロリス・カリウスが犯した2つのミスが注目を集めている。カリム・ベンゼマに奪われてしまったスローイング、しっかりと弾き出せなかったガレス・ベイルのシュートと、カリウスのミスは結果に大きく響いた。
これにイングランドサッカー界のレジェンドたちも反応している。英『BT Sport』によると、クラブOBであるスティーブン・ジェラードは個人的なミスが結果に響く結果となったものの、カリウスが試合後にサポーターの下へ謝罪に行ったことは評価している。
「素直に認めて謝罪する彼を称賛する。リヴァプールのサポーターはタフな時も、世界のトップに立った時も同様にサポートしてくれるだろう。ただ、今回のことから逃れることはできない。カリウスにはタフな数か月となるだろう。この夏はタフだよ」
また元チェルシーMFフランク・ランパードは、「このようなレベルで起きるミスではなかった。CL決勝でこのようなことが起こるべきではない。信じられないものだ。カリウスにとっては苦しい瞬間となったね」とコメント。元マンチェスター・ユナイテッドDFリオ・ファーディナンドは、「彼の今後を心配している。彼には慰めてくれる周囲の人間が必要だ」とサポートを促している。
シーズン途中から守護神の座を確保したカリウスだったが、残酷な結果となってしまった。ここから立ち直るのは簡単なことではないだろう。
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