中日・大野雄がまた失態 初回3連続含む4四球、ノーヒットで2失点

広島対中日の試合経過

3連続四球で満塁とされると、2本の内野ゴロで2点失う

 中日の大野雄大投手がいきなり自滅した。27日、敵地マツダスタジアムで行われた広島戦。初回、いきなりの3連続四球で満塁のピンチを招くと、2つの内野ゴロの間に2点を失う波乱の立ち上がりとなった。

 本来、チームの柱として投げるべき左腕が、またしても失態を犯した。今季2度目の先発マウンドに上がった大野雄。いきなり先頭の田中を四球で出塁させると、続く菊池にも四球。さらに、松山にも粘られた末の7球目が外れて四球。3連続四球で満塁とされた。

 続く鈴木のボテボテの遊ゴロの間に三塁走者が生還して先制点を献上。1死としたが、さらに続く新井には1球もストライクが入らずに、この回4つ目の四球を与えて再び満塁に。続く野間にもストライクがなかなか入らず。フルカウントとなり、最後は二ゴロに打ち取ったものの、この間に再び三塁走者が生還。

 今季初先発となった4月25日の巨人戦でも4回を投げて5安打6四球で5失点KOされていた左腕。この日も初回に4四球、投じた36球中、21球がボール。制球面が課題とされていたが、またも制球難を露呈した。

(Full-Count編集部)

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