カブス・ダルビッシュが右上腕三頭筋腱炎で今季2度目のDL入り

カブスから心配なニュースが届いた。先発陣の一角として活躍が期待されているダルビッシュ有の今季2度目のDL入りが発表された。前回はインフルエンザ感染で戦列を離れていたが、今回は右上腕三頭筋腱炎が原因だという。

今季6年総額1億2600万ドルでドジャースから移籍したダルビッシュはここまで8試合に登板して1勝3敗 防御率4.95の成績を残している。前回登板となった日本時間5月21日のレッズ戦では6回2安打1失点と好投し念願の移籍後初勝利を挙げたばかりだった。当初は明日のジャイアンツ戦で先発が予定されていたが、代役としてタイラー・チャッドウッドが登板する。また、ダルビッシュのDL入りに伴い、24歳左腕のランディ・ロサリオのメジャー昇格が発表されている。

今回のDL登録は5月23日にさかのぼり、復帰は早くとも日本時間6月3日以降になるという。本日のジャイアンツ戦後にインタビューに応じたジョー・マドン監督は「(ダルビッシュの状態については)深刻には心配していないよ」と話しており、今後、ダルビッシュはケガの程度を確かめるためにMRI検査を受けることになる。彼の離脱によって先発ローテーションの再編が必要になったカブス。明日はチャッドウッドの予告先発が発表されているものの、明後日の試合はまだ未定の状態だ。現在はマイク・モンゴメリーの先発が予想されているが果たして誰になるだろうか。チームは現在10連戦の真っ最中。順位も4位と低迷している中でのダルビッシュの離脱はとても痛い。ファンは彼の万全な復帰を待っている。

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