全日本実業団ベンチプレス大会、羽田パイプ製造所野口社長が準優勝

 引抜鋼管メーカーの羽田パイプ製造所(本社・東京都大田区)の野口雄司社長は、今月13日に栃木県の日産自動車栃木工場体育館で行われた第28回全日本実業団ベンチプレス選手権大会に出場し、マスターズ1(40~49歳)の74キログラム級で準優勝した。

 ベンチプレス競技は、ベンチに横たわった状態でバーベルを押し挙げ、3回の試技で順位を競う。野口社長は大学時代から同競技を始め、これまでにも様々な大会に出場。本大会は14年連続で出場しており、過去2度の優勝経験を誇る。

 今回、第一試技で140キログラムに成功。続く第二、第三試技で145キログラムに挑戦したが惜しくも失敗に終わり、2年連続準優勝となった。ただ自身の最低目標として設定していた当日検量体重(69・8キログラム)の2倍を挙げるという目標はクリアした。

 ベンチプレスは50代や60代で記録が伸びる人も多い競技。野口社長は「記録的にはちょっと不本意だったが、秋の東京大会までには自己ベストの150キログラム以上を挙げたい」と、早くも次戦を見据えている。

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