ナショナルズがマーリンズ3連戦をスイープ 首位に迫る

【ナショナルズ5-2マーリンズ】@マーリンズ・パーク

ナショナルズ先発のスティーブン・ストラスバーグがまたしてもマーリンズ相手に好投した。メジャー初勝利を目指してメジャー3度目の先発登板に臨んだエリーサー・ヘルナンデスとの投げ合いになったストラスバーグは、球数がやや多くなり、5回103球で降板となったものの、被安打3、奪三振8、与四球2、無失点の好投を披露。ナショナルズは4回表にアンソニー・レンドンの5号ソロで先制し、そのあともブライス・ハーパーの16号ソロなどで着実にリードを広げて、5対2で勝利を収めた。ナショナルズは敵地でのマーリンズ3連戦をスイープ。依然として地区3位ながら、地区首位に返り咲いたブレーブスとのゲーム差は1となっている。

「特定のチームに対して変わったピッチングをしているつもりはないよ」と語るストラスバーグだが、マーリンズに対する相性の良さは一目瞭然だ。この日は本調子でないなかでも5イニングを無失点に抑え、2017年4月から継続中のマーリンズに対する連続無失点は23イニングまで伸びた。また、マーリンズ戦では2015年9月から2年半にわたって無敗を継続している。1点リードの5回表には自らライト前へのタイムリーヒットを放ち、バットでもチームに貢献。球数が多くなり5イニングで降板したことについて、ナショナルズのデーブ・マルティネス監督は「本当に良い球をたくさんファウルにされてしまった。(ストラスバーグは)球数の多い登板が続いていたから早めに継投に入ることにしたんだ」と理解を示していた。

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