米国鉄鋼技術協会、品川リフラクトリーズに「耐火物最優秀論文賞」 日本企業で初

 米国鉄鋼技術協会(AIST)は、2018年の耐火物最優秀論文賞に品川リフラクトリーズを選定し表彰した。同賞は昨年から始まり、第1回目はUSスチールが選ばれていたもので、日本企業では初受賞となる。

 受賞内容は今月にペンシルベニア州のフィラデルフィアで開かれたAISTの展示会「エイステック2018」の会場内でもパネルで紹介された。

 同展示会には品川リフラクトリーズも5年連続で出展し、三木平基常務執行役員(欧米・豪州事業部長、シナガワ・アドバンスド・マテリアルズ・アメリカ会長)や丸紅セメント資材(本社・東京都千代田区)の中野誠社長、提携しているフランスの大手素材企業、サンゴバン関係者が参加した。

 最優秀論文賞を受賞した話題性もありブースには例年以上の来場者を集め、AKスチールのエリック・ピーターソン副社長(技術担当)はじめ米国の鉄鋼メーカー幹部が来訪した。

 エイステックは米州を代表する鉄鋼技術展で、今年は約500社、5800人が参加した。

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