ハミルトン「タイヤのことを考えて最初から最後までクルージングしていただけ。レースとはいえない」:F1モナコGP日曜

 2018年F1モナコGP決勝で、メルセデスのルイス・ハミルトンは3位だった。
                     

■メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ
ルイス・ハミルトン 決勝=3位
 今週末のレッドブルは素晴らしい仕事をしたね。僕らの予想どおり、週末を通して彼らが最速だった。

 モナコでの初めての勝利というのは特別なものなので、それを手にしたダニエル(・リカルド)におめでとうと言いたい。2年前にあと一歩のところで逃がしたから、今回それを取り戻すことができてよかったね。

 僕は3位ではなく2位になれればうれしかったが、全力を尽くしたけれどそれがかなわなかった。でもレース自体は難しいものではなく、3番手でひたすら周回していただけだった。6周目からすでにクルージングしていた。本当にクルージングそのもので、全くレースではなかった。タイヤを持たせなければならなかったからだ。でもタイヤは予想していたよりは長持ちしたね。グリップは低下していたけど。とにかく最後まで走り切るために、遅いペースで走り続けるしかなかった。見ている人たちにとってこれは面白かったのだろうか。面白かったのならそれでいいけれど。
 
 僕にとって今週末、重要だったのはセバスチャン(・ベッテル)とのポイント差がどうなるかで、結果的に3点縮まった。3ポイントで済んでよかった。チームは素晴らしい仕事をしてくれたと思う。

© 株式会社三栄