ロッキーズ打線がレッズ投手陣に4本塁打浴びせ快勝

【レッズ2-8ロッキーズ】@クアーズ・フィールド

ナ・リーグ西部地区の首位に立つロッキーズが6カードぶりの勝ち越しを目指した一戦は、レッズ投手陣に4本塁打を浴びせたロッキーズが8対2で快勝を収め、3連戦を2勝1敗で勝ち越した。1点を先制された直後の1回裏、ロッキーズはデービッド・ダールの3号ソロとカルロス・ゴンザレスの5号2ランで3点を奪って逆転に成功し、6回裏にはチャーリー・ブラックモンのタイムリーでリードを3点に広げたあと、ノーラン・アレナードが10号2ラン。続く7回裏にはイアン・デズモンドが右中間へ9号ツーランを叩き込み、リードを7点に広げて試合を決めた。ロッキーズ先発のヘルマン・マルケスは7回1失点の好投で4勝目。レッズは5番手ジャクソン・スティーブンス以外の4投手が失点を重ね、試合の流れを引き寄せることができなかった。

前日の11安打に続き、この試合で14安打を放ったロッキーズ。打者有利のクアーズ・フィールドを本拠地とするロッキーズだが、意外なことに本拠地での2試合連続2ケタ安打は今季初である(敵地で1度記録)。バド・ブラック監督は「今回の3連戦ではみんなバットが良く振れていたね」と打線の頑張りを称え、特に今日に試合に関しては「カーゴ(=カルロス・ゴンザレスの愛称)が素晴らしい日を過ごしてくれた」とゴンザレスの活躍を絶賛。「5番・ライト」で先発出場したゴンザレスは、特大の5号2ランを含む4打数4安打2打点の大活躍で、14安打8得点をマークした打線を牽引した。ゴンザレスは「ホームランはいつだって嬉しいけど、まだまだやるべきことはたくさんあるよ」と自身の大活躍にも浮かれることなく、次なる戦いに目を向けていた。

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