マリナーズがツインズをスイープ 首位と1ゲーム差

【ツインズ1-3マリナーズ】@セーフコ・フィールド

直近8試合で7勝1敗と好調のマリナーズは、3連戦のスイープをかけてツインズと対戦。先発のマイク・リークは2回表にエドゥアルド・エスコバーのタイムリー二塁打で先制を許したものの、その後はほとんど走者を出さない安定感抜群のピッチングを展開し、8イニングをわずか86球で投げ抜いて、被安打4、奪三振2、無四球、失点1という好投を見せた。打線はツインズ先発のホゼ・ベリオスの前に7回までカイル・シーガーの9号ソロによる1点のみに抑えられていたが、8回裏に二死一、二塁のチャンスを作り、ライオン・ヒーリーの2点タイムリー二塁打で勝ち越しに成功。最終回をレイズからトレードで加入したばかりのアレックス・コロメイが抑え、マリナーズはツインズ3連戦を見事にスイープした。

主力選手の欠場が相次ぐなか、マリナーズがチーム一丸となった戦いで快進撃を続けている。決勝打を放ったヒーリーが「1番から9番まで、誰が出場しても点を取れるという自信があるんだ」と語るように、誰か一人に依存することなく、日替わりでヒーローが現れる好循環。「ロースターを最大限に活用することができているんじゃないかな」とヒーリーはチームの戦いに大きな手応えを感じている。また、今回の3連戦では合計5失点と投手陣が好投。スコット・サービス監督は「投手陣が本当に素晴らしい仕事をしてくれた」と大量得点が期待できないなかで粘り強いピッチングを続ける投手陣の頑張りを称えた。3連勝のマリナーズは直近9試合で8勝1敗となり、2連敗中の首位アストロズに1ゲーム差と急接近。なお、移籍後初登板となったコロメイは1イニングを三者凡退に抑え、移籍後初セーブをマークしている。

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