矢巾に「岩手医大効果」 新病院建設地周辺の環境充実

建設が進む新しい岩手医大付属病院と、新しい診療所や歯科医院が立地する地域。医療環境が充実してきた=28日、矢巾町西徳田

 矢巾町の岩手医大付属病院建設地周辺の医療環境が、来年9月の開院を前に充実してきている。県によると、周辺地域では最近5年間で病院、診療所、歯科の6医療施設が開院。6月には小児科医院が開業し、調剤薬局も増えている。住民や医療関係者は開院後の付属病院との連携など、環境の充実を期待。盛岡市では閉院数が新規開院数を上回るなど、医療分布図の塗り替えが進んでいる。

 同町西徳田の付属病院建設地から続く県道に、小児科の真新しい看板が立つ。6月4日に開院する「けんたろうこどもクリニック」。盛岡市の盛岡赤十字病院の医師だった田中健太郎院長(46)が小児科のない同町での開業を計画していたところ、付属病院の建設も決定した。「入院の必要な2次医療は赤十字病院、救急救命など3次医療は付属病院が担う連携ができると心強い」と期待する。

 矢巾町内の医療施設は、多くが付属病院建設地近くのJR矢幅駅から国道4号への県道沿いに集中。同町西徳田の保育士畠山伶捺(れな)さん(23)は「生まれた時から住む町が2、3年で大きく変わった。小児科や産婦人科もできて子育て世代は喜んでいる」と実感する。

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