がん患者「笑い」で生活の質向上

病院の舞台で落語漫才観賞

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記者会見する大阪国際がんセンターの宮代勲がん対策センター所長=29日午後、大阪市

 病院内の舞台でプロの落語や漫才の公演を定期的に観賞して笑ってもらうことで、がん患者の生活の質(QOL)が向上したと、大阪国際がんセンター(大阪市)が29日、発表した。免疫機能が向上した可能性もあり、検査方法を変えるなどして本年度も調査を続ける方針。

 分析対象は2週間に1回のペースで公演を観賞した40歳以上65歳未満のがん患者57人。研究は昨年5月に始まり、落語家の桂文枝さんや桂文珍さん、漫才のオール阪神・巨人さんらが出演した。

 センターによると、QOLの代表的な15項目をアンケートしたところ、痛みや認知機能が改善した。