4月20日にアーセナルの指揮官を務めるアーセン・ヴェンゲル監督が、今季終了後にその座を退くことを発表した。
22年にわたってイングランドの名門を率い、3度のプレミアリーグ制覇や7度のFA杯優勝など、ヴェンゲル監督はチームに数々のタイトルをもたらしてきた。中でも、2003-04シーズンは26勝12分の無敗でリーグ制覇を成し遂げ、その名を歴史に刻んだ。しかし、近年はチャンピオンズリーグの出場権を逃すなど思うような結果を残せず、シーズンの終盤を迎えるたびに解任の噂がなされてきたが、自ら退くことを決めた。良い時も、悪い時も経験したこの名将の22年間の軌跡を、改めて写真で振り返ってみよう。
写真・上：アーセナルの指揮官に就任した当初のヴェンゲル。今ではあまり見られないメガネ姿が。
写真・下：1997年に加入したニコラ・アネルカ（左）。1997-98はプレミアリーグとFA杯の2冠に貢献し、ヴェンゲル監督（右）にアーセナルでの初タイトルをもたらした。
写真・上：1999年に加入したティエリ・アンリ（左）。無敗優勝の奇跡はここから始まった!?
写真・下：2001年にライバルのトッテナムから移籍してきたソル・キャンベル（左）。守備の要として活躍。
写真・上：ヴェンゲル監督（右）の目に止まり、レンタル移籍で加入した稲本潤一（左）。
写真・下：無敗優勝を成し遂げ、パレードへ参加するヴェンゲル監督（右）。その原動力となったパトリック・ヴィエラ（中）とアンリ（右）。
写真・上：無敗優勝を成し遂げ、年間最優秀監督賞を受賞したヴェンゲル。
写真・下：プレミアリーグ2連覇は惜しくも逃したものの、FA杯決勝でマンUとの激闘を制し、ヴェンゲル監督は2004-05シーズンもチームにタイトルをもたらした。
写真・上：若き日のロビン・ファン・ペルシー（右）。ヴェンゲル監督が惚れた若手選手のひとりだ。
写真・下：CL・ラウンド16（2005-06）でレアル・マドリードの本拠地サンティアゴ・ベルナベウへ乗り込んだヴェンゲル監督。見事勝ち抜くと、その後はユヴェントス、ビジャレアルを撃破し、クラブ史上初の決勝へ。なお、決勝ではバルセロナに惜しくも敗れ、準優勝となった。
写真・上：若かりし頃のセスク・ファブレガス。シュート練習を見守るヴェンゲル監督。
写真・下：2004年から2010年までリヴァプールを率いたラファエル・ベニテス監督（左）。ヴェンゲル監督は幾多の激闘を繰り広げた。
写真・上：EURO2008で母国フランス代表の試合で解説を行うヴェンゲル監督
写真・下：長きにわたりプレミアリーグを牽引したマンUの元指揮官アレックス・ファーガソン氏とヴェンゲル監督。
